28日午後5時5分ごろ、神奈川県大和市南林間6丁目の井川保(たもつ)さん(83)方で、保さんと妻の蔣子(まさこ)さん(82)が死亡しているのを119番通報で駆けつけた消防隊員が見つけた。県警によると、蔣子さんの首にはひものようなもので絞められた跡があり、保さんは農薬のようなものをのんで自殺したとみられるという。保さんが蔣子さんを殺害後に自殺した可能性があるとみて調べている。
大和署によると、28日夕方、井川さん宅に通っていたケアマネジャーが宅配の弁当が外に置かれたままになっているのを確認し、近くに住む夫妻の娘に連絡。玄関は施錠されており、通報を受けた消防隊員らが中に入ると、1階の和室の介護ベッドに蔣子さん、1階の別の和室の床に保さんがともに仰向けで倒れていた。夫妻は2人暮らしで、認知症の蔣子さんを保さんが介護していたという。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル